しずおか文化のページ 伊豆文学フェスティバル 第24回伊豆文学賞入賞作品決定

令和3年2月15日更新

ここから本文です。

第24回伊豆文学賞入賞作品決定


| TOPに戻る |

 文学のふるさと伊豆・東部をはじめ静岡県内を題材とする文学作品を公募した第24回伊豆文学賞の入賞作品が次のとおり決定しました。
 表彰式は、3月7日(日)に沼津市のプラサヴェルデで「伊豆文学フェスティバル」として開催する予定です。表彰式の後には、「伊豆文学塾」をあわせて行います。(「「伊豆文学フェスティバル」の詳細はこちら
 なお、新型コロナウイルス感染症等の社会情勢により、イベントを変更・中止する場合があります。その際は、本ページ内でご案内します。


1 審査結果  (入賞作品のあらすじはこちら)

(1)小説・随筆・紀行文部門
作品名(種別) 氏 名
(筆名)
居住地
最優秀賞
憧憬 しょうけい 明夜 みょうや (小説)
須田すだ   地央ちお
山梨県富士吉田市
優 秀 賞
由比浦ゆいうら夕陽ゆうひ (小説)
髙部たかべ   つとむ
千葉県浦安市
佳  作
くくり わなよる (小説)
花房はなぶさ   直正なおまさ
静岡県伊豆の国市
ライトからきてくれて (小説)
西山にしやま   俊太郎しゅんたろう
静岡県浜松市北区
(2)掌篇部門
作品名 氏 名
(筆名)
居住地
最優秀賞
おばあちゃんのおでん
見沢みさわ   富子とみこ
埼玉県所沢市
優 秀 賞
はじ めての てら
小林こばやし あつし
静岡県沼津市
あおゆめかな うころ
星野ほしの   有加里ゆかり
静岡県富士市
さんきみ
太田おおた   美紀みき
静岡県湖西市
ハンドメイドカトラリー
相良さがら   文雄ふみを
神奈川県相模原市
バス てい飯田屋いいだや 酒店さけてん
飯田いいだ   まゆみ
静岡県磐田市

2 最優秀賞受賞者のコメント

(1)小説・随筆・紀行文部門  須田 地央
【受賞の知らせを聞いて】
 佳作でも入っていたら良いなと思っていたが、まさか最優秀賞を頂けるとは思っていなかった。10年前から伊豆文学賞の存在を知っていたが、今回初めて応募してこのような機会を得られたことは大変光栄。

【応募の動機、静岡県との関わり】
 伊豆文学賞優秀作品集を読んで、自分も書いてみたいと思った。伊豆は子供の頃から、旅行や観光に訪れていたが、今回、伊豆を舞台に小説を書いたことで、より身近に感じることが出来た。

【作品に込めた思い】
 少年期に訪れた伊豆を原風景として成長した主人公が、辛い過去を乗り越え、出会った人々を大切にしながら、前向きに生きていく様を描きたかった。
(2)掌篇部門  見沢 富子
【受賞の知らせを聞いて】
 まず何より驚いたというのが正直な感想です。学生時代の思い出がこんなかたちで皆様に知られることをうれしく思います。

【応募の動機、静岡県との関わり】
 学生時代の静岡ヒッチハイクのことが今も胸に残り、あのときのやさしさを文章にしたいと思ったのがきっかけです。

【作品に込めた思い】
 血がつながっていなくても心でつながる。そんな体験を今一度誰かに伝えたいと思いました。もちろん、ありがとうの感謝を込めて。

 最優秀賞作品についての審査員コメント


(1) 小説・随筆・紀行文部門
 精密に何度も付箋を貼って読み直した作品。巻頭から話をグイグイ引っ張っていく。別れた女性の少年理央とのやり取りに心を打たれた。ラストシーンは泣かせる。(嵐山光三郎)

(2) 掌篇部門
 
 やさしさが欲しい・・・と、ヒッチハイクに出た施設育ちの主人公。その中で出会ったおばあちゃんに孫と住む家へ案内され、そこで味わった方言を駆使するおばあちゃんと孫のあたたかいもてなし。とくに孫が魅力的に描かれている。そのあたたかさの有難味を象徴する、ふるまってもらったおでん…。いつまでも残るあたたかい記憶とともに生きる主人公の素直な心根がよく書き込まれている。
(村松友示見

4 審査員

(1) 小説・随筆・紀行文部門
三木 卓 (作家、第69回芥川賞受賞・日本芸術院会員)
(作家、第87回直木賞受賞)
嵐山 光三郎 (作家、第58回読売文学賞受賞)
太田 治子 (作家、第1回坪田譲治文学賞受賞)
(2) 掌篇部門
  (作家、第87回直木賞受賞)
諸田 玲子 (作家、第26回新田次郎文学賞受賞)
中村 直美 (株式会社交通新聞社 常務取締役 第2出版事業部長)

 賞

◆小説・随筆・紀行文部門
  最優秀賞  賞金  100万円
  優秀賞  賞金 20万円
  佳 作  賞金 5万円

◆掌篇部門
  最優秀賞  賞金    5万円
  優秀賞  賞金 1万円

 募集結果

(1) 応募総数 489編
(小説215編、随筆34編、紀行文15編、掌篇225編)

(2) 年代別応募数
年代 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 90代 不詳 合計
小説・随筆・紀行文 4 12 16 31 46 69 62 20 1 3 264
掌篇 16 16 21 27 42 37 45 12 2 7 225
合 計 20 28 37 58 88 106 107 32 3 10 489
(3) 居住地別応募数
居住地 静岡県 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 愛知県 その他
道府県
海外
小説等 121 43 28 12 14 6 39 1
掌篇 93 27 20 10 18 9 47 1
合 計 214 70 48 22 32 15 86 2

7  入賞作品のあらすじ ←クリックすると「あらすじ」ページを表示できます。

しずおか文化のページ 伊豆文学フェスティバル 第24回伊豆文学賞入賞作品決定